数年前に台湾旅行へ行ってから台湾茶のファンになりました。

 

今まで飲んでいた烏龍茶はいったいなんだったんだろう?と思うほど美味しかったです。

 

ただ、日本に戻ると台湾茶を専門に扱う店がなく、百貨店などでいろいろ購入するも美味しいお茶に巡り合うことができませんでした。

 

そんな時、知り合いに紹介された台湾茶専門のカフェ。

 

高山茶や東方美人など、美味しい台湾茶がいただけるステキなお店でした。

 

2ヶ月に一度のお茶会では、なかなか飲むことができない高級なお茶とオーナー手作りのスイーツがいただけます。

 

台湾では茶葉は春と冬に収穫されます。

 

冬の高山茶が力強くて深い味わいがします。

 

そして産地ごとに特長が違います。

 

先日のお茶会では高山茶の最高峰と言われる梨山茶やさらにその上と言っても過言ではない大兎嶺茶(ターウーリン)の飲み比べをしました。

 

大兎嶺茶は標高2600メートルという世界一高いところで栽培されているお茶、生産量が少なく幻のお茶と言われています。

 

水質は濃い黄色で香りは強くありませんが、味わいがしっかりとしていて、何煎飲んでも同じ味です。

 

梨山茶も同じく標高の高い高山で栽培されます。その名の通り梨やりんごなどを栽培しているため、その果樹から発散される香りと果実肥料を養分として育つ梨山茶はフルーティーな香りがすると言われています。一口飲むと口の中が強い香りでいっぱいになります。

 

霜の被害を受けることも少なくなく、生産量は一定ではありません。

 

だからこそ、希少価値があるのです。

 

 

 

数年前の台湾旅行の際、地元の旅行会社に連れられていった茶芸館で高山茶を買うようにお店の人に勧められたものの、あまりにも高価だったため、ジャスミン茶を買おうとしました。

 

でも、お店の人は絶対高山茶のほうがいいと折れないのです。結局どちらも買う羽目になったのですが、それには産地までは表記されてはいませんでした。

 

今くらい、台湾茶に詳しくなればもっと楽しいお茶屋さん巡りができただろうなと思います。

 

 

 

お茶会の最後は高級な梨山茶を焙煎したお茶が配られました。

 

日本人はほうじ茶など焙煎したお茶が好きですから、嫌いなわけがありません。

 

すっかり、胃はお茶でチャポチャポになって家路に着きました。

 

次は春茶かな?季節ごとにお茶を楽しむと1年はあっという間に過ぎてしまいそうです。

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